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フレンチ・パラドックスという言葉をご存知ですか
この言葉はすでに数十年前から欧米では知られていた一つの現象を言い表したものです。もともとフランス人は、肉料理や乳製品の消費量が多いにもかかわらず、心筋梗塞などの心血管系の病気で死亡する割合が、他の先進国に比べて低いという現象です。
1992年6月、イギリスの医学誌「The Lancet」に発表された論文は、その理由として「フランス人は、赤ワインの消費量がずば抜けて多い」ことを指摘したのです。
もともと赤ワインには多量のポリフェノール類が含まれていることが知られていました。その後、実験の段階でポリフェノール類には強い抗酸化力があることも判明しました。赤ワインの抗酸化作用は、ポリフェノールによるものと考えられたのです。
動脈硬化の原因は、活性酸素によって酸化した悪玉コレステロールが元となって血栓ができるためです。ポリフェノールは、この悪玉コレステロールの酸化を抑える作用があり、その結果、心筋梗塞などの心血管系の病気を予防しているものとみられています。
引用文献:後藤眞著「老化は治せる」集英社新書(P102)より抜粋
出展:*1:USDA Database for the Oxygen Radical Absorbance Capacity(ORAC)
of Selected Foods, Release 2
*2:日本食品分析センター分析試験成績書
上図は、フレンチ・パラドックスの由来のもとになっている赤ワインの抗酸化力をアロニア果実およびアロニア果汁と比較したものです。アロニア果実は赤ワインに比べて3倍以上の抗酸化力があることがわかります。アロニア果汁は弊社がブルガリアから輸入販売しているARONIADA-AGRO LTDのアロニア果汁100%ジュースです。ちなみに、日本でよく飲用されている緑茶と比較してもアロニア果実は上図に見るように10倍以上も抗酸化力が高い。