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更新2012.2.1

 

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ブルガリア人の長寿食「ヨーグルト」

ヨーグルトの壺

 

ブルガリアの自家製ヨーグルトに初めて着目したのは、20世紀初頭にフランスのパスツール研究所のノーベル受賞者メチニコフ(1845-1916)です。当時彼は免疫の働きや、老化と腸内腐敗を研究し、細胞の老化が腸内にいる腐敗菌の出す毒素の影響によるものであると考えました。

 

 

 

メチニコフ

 

メチニコフは、ヨーロッパ主要国における長寿者人口について調査をおこなったところ、フランス人やドイツ人は100万人に対して2人、イギリスやスイス人は一人でしたが、ブルガリア人100万に対して426人もいたという驚くべき結果となりました。そして、メチニコフは、ブルガリア人がヨーグルトを常食としていることから、腸内にいる腐敗菌の働きを抑えるためには、ヨーグルトに含まれるブルガリア菌が効果的であると推論しました。      

 

 

グリゴロフ

一方、1905年、ジェネーブ大学でブルガリア人留学生グリゴロフ(1878-1945)が母国から持参したヨーグルトのなかから3種類の乳酸菌の存在を発見し、その論文が掲載されました。グリゴロフの発見に関心を寄せたメチニコフは、グリゴロフをパスツール研究所に招待し、講演を依頼しました。さらにグリゴロフが持参したヨーグルト菌の研究を部下の研究者に行わせると同時に、ブルガリア菌による腸内環境の腐敗菌退治の効果について調べはじめました。

 

 

ブルアガリア菌その結果、ブルガリア菌で発酵させたヨーグルトの摂取はその乳酸菌の働きによって腸内を弱酸性に保ち、腐敗菌の増殖を防ぐというメカニズムが明らかになりました。このように、メチニコフはブルガリア人の自家製ヨーグルトの摂取を通じて、老化という自然現象を遅らせ、健康長寿の延長を理論的に説明しました。そのため、ブルガリアのヨーグルトは研究者の関心はもとより、企業家からも多くの関心をひきつけました。これまで欧米文化圏でほとんど知られていなかったヨーグルトは、欧米の庶民の間でも長寿食として話題になり、徐々に食生活に浸透していきました。

 

 

発酵プロセスこのように、メチニコフのヨーグルトをめぐる「不老長寿」説および乳酸菌研究は西欧において大きな影響を与え、ブルガリア人が昔から食べてきた伝統食品に歴史的な転機をもたらしました。また、それは後にブルガリアの乳酸菌研究にも大きな刺激を与えることとなり、ブルガリア菌と長寿・健康維持との関係性に関する多くの研究成果につながりました。

 

 

 

ロドピ山脈周辺

 

 
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