牛乳にはパッケージの見やすいところに、種類別を表示するように法律で定められています。牛乳の種類はケフィアをつくるときに大変参考になります。
種類別 | 殺菌 条件 |
説明 | ケフィア 適性 |
---|---|---|---|
牛乳 | 130℃ 2秒 |
普通の牛乳 カード注1)がきれいに固まる |
◎ |
成分調整牛乳 | 130℃ 2秒 |
生乳から乳脂肪の一部を除いた牛乳。 低脂肪牛乳と同じ。 カードが軟らかい。 |
○ |
低脂肪牛乳 | 130℃ 2秒 |
生乳から乳脂肪の一部を除いた牛乳。 成分調整牛乳と同じ、 カードが軟らかい |
○ |
無脂肪牛乳 | 130℃ 2秒 |
生乳から乳脂肪を除いた牛乳、脱脂乳。 カードが軟らかい。 |
○ |
加工乳 | 130℃ 2秒 |
脱脂粉乳やバターを加えた牛乳。高脂肪や低脂肪がある。 | ○ |
乳飲料 | 130℃ 2秒 |
カルシウムや鉄などを加えている。モロモロになったり、分離したりする。 | ✕ |
低温殺菌牛乳 | 60℃ 30分または 72℃ 15秒 |
細菌数が多いので日持ちがしない。発酵する場合は、煮沸・冷却してから使う方が良い。 | △ |
常温保持牛乳 (霧島山麓牛乳) |
138℃ 2秒 |
開封しなければ腐敗しない(開封後は普通の牛乳と同じ)ケフィアのカードが軟らかくなる。ヨーグルトはしっかり固まる。 | ○ |
注1)牛乳が発酵して固まることを、カードを作るという。